体内の乳酸菌の不足は目に見えて分からないものですが、人は年齢を重ねるとともに確実に体内の乳酸菌は減少していくこととなるんです。
また、年齢に関係なく、日頃の生活習慣(食習慣や不規則な生活リズム、ストレスなど)でも体内の乳酸菌の減少は普通にありますので、普段から注意をしていくことが大切なんですね。
さらに、現代の日本人の食生活の変化(欧米化、西洋化が進んできたこと)によっての乳酸菌不足も考えられているんです。
一般的に乳酸菌不足=便秘や下痢と考えられがちですが・・・
実は私たちは体内の乳酸菌が不足することによってさまざまな健康被害が見舞われることになるためなんです。
乳酸菌が不足することによる健康被害
体内で乳酸菌が不足するということは、腸内で善玉菌が減少しているということです。
つまり、腸内では悪玉菌が優勢の状態になってしまう・・・。ということなんですね。
善玉菌と悪玉菌はどちらかが増殖するとどちらかが減少するという関係性にあるんです。
そしてその状態(悪玉菌が優勢な状態)が続くことにより、便秘や下痢などの体調不良となって、表面化してしまうわけです。
乳酸菌不足による起こる多くの体への悪影響/症状
体内で乳酸菌が不足して、腸内環境が善玉菌よりも悪玉菌が優勢の状態になったときに起こる多くの体への悪影響をまとめてみました。
- 腸内が腐敗する
- 消化吸収能力が低下する
- 免疫力が低下する
- 腸のぜん動運動が悪くなる/鈍くなる
- ホルモンバランスが崩れる
『それぞれどんな症状が出るのか?』ということを簡単に説明すると、腸内が腐敗することによって、口臭や体臭、オナラが悪臭を発する様になるんです。
消化吸収機能の低下は、肥満の原因にもなりますし、いくらダイエットに励んでも結果がついてこないといったことが考えられます。
免疫力の低下は、風邪を引きやすくなるなど、体が病気と闘うための力が非常に弱くなるんです。
腸のぜん動運動の悪くなることによって、便秘や下痢などの原因になります。
全てにおいて、共通することなんですが、乳酸菌の不足によって、腸がちゃんとした働きが出来なくなるため、肌荒れやくすみ、老化、アレルギーなど、多くの原因になるんですね。
心当たりがある場合は乳酸菌の不足が考えられるわけなんです。
普段から乳酸菌の摂取を心掛ける
乳酸菌の摂取を考えた際に、最も効率良く乳酸菌の摂取ができるのは乳酸菌サプリとなるんです。
もちろん、普段食べる食品からの摂取もできるのですが自分と相性の悪い乳酸菌であれば、なかなか効果が実感できません。
多くの場合、やはり便秘や下痢などの便通の悩みから、乳酸菌サプリの摂取を考えるのではないでしょうか?
すると、今すぐにでも効果を実感したい、早くこのツライ便秘症状から救われたいと考えると思います。
そういった場合に自分と相性の悪い乳酸菌を摂取し続けていることを考えると恐ろしいです。
『自分は体に良いと思っていたのに・・・実は全く効果がなかった・・・なんて。』
過ぎた時間は返ってこないですから、効率良く早く自分と相性の良い乳酸菌に出会いたいでしょう。
また、多くの場合が便秘や下痢などによる乳酸菌の摂取を考えるということがほとんどですが、乳酸菌を摂取することにより、多くのメリットが得られることにも繋がるんです。
ただ単に、体調が悪いといった場合でも、普段から、腸内環境(体内の乳酸菌の不足)を疑ってみることも大切だということでもあるわけです。
日常生活の中で、日頃から乳酸菌の摂取について心掛ける必要があるということなんです。